家賃に関する制度について

『建物賃貸借における賃料とその増減にお関する制度』
①賃料の必要性
 賃貸借は賃料(借賃,賃金。建物賃貸借の場合には特に「豪谷」と呼ばれることが少なくありませんので,ここでは「家賃」と呼ぶこととします)の授受を当然の前提としています。
②家賃増減に関する制度
 旧借家法ないし借地借家法で定める家賃の増減に関する制度は,増減請求権の根拠となる事由を異にしていることを別にすれば,借地における地代等の増減に関する制度とほとんど変わりません。                  

家

『家賃に関する特約』
 一定期間,家賃を増減しない特約は有効です。逆に,家賃を減額しない特約は無効です。
 家賃を自助的に減額する特約が有効であることは問題ありません。自動的に増額する特約も(社会通念を逸脱するような特約は公序良俗に反するものとして無効となりますが),一般には有効であると考えられています。ただし,自助的に増額された賃料額が不相当に高額なものとなったときは,借家人は家主に対して減額請求ができると解します。

お金